![]() |
|
|||||
![]() |
||||||
![]() |
||||||
|
ロックナット・ロックボルト特許申請中 PAT.P2016-155468 |
|||||||||||||
ホームページ掲載日:2016年9月16日 | |||||||||||||
円柱形状・多角柱等の特殊ナット(ロックナット・ロックボルト)も、近年多社で販売される緊急工具で外すことが容易となりました。 本特許申請内容では、それらの工具のキー部分へのはめ込み性減少・キー部分への工具到達性減少・キー部分を2部分に設けることにより、キー山部低く(外し作業時の山の飛び越え防止の支点をツバ部に設け、支点自身もキーとして作業時のトルク荷重分散)のための構造を特許申請致しました。
本欄での説明(考察等も含め)は、側面部とツバ部(考察では上部)の基本2例ですが、特許申請では複数種を申請しており、実使用では多数種の実用が可能かと思います。 【考察】現販売品から本構造への応用 現在市販の主流となっている自動車用ロックナット・ロックボルトは、側面部が凸のスプライン形状の製品が多いです。 そのロックナット・ロックボルトの上部(上面)に穴を設けることにより、作業時の支点ずれを防止できるようになります。これにより、キー山を低くしたり、形状をプライヤー等はさみ工具でもつかみにくくする、円錐台形状に切削してもキーアダプターが高トルクに対して有効です。 上記写真のようにツバの上部面に穴や、ツバ部の側上部に削りキー支点としての流用も可能です。 写真のように不均等間隔への3方向のキー山部もつかみ工具からのホールド性を落とし有効かと思います。 上の写真(第二試作ホワイト)ロックは、頭部穴がアダプターキーの山のとび越えを防ぐ支点となります。この構造の場合、現在販売されているロックナット・ロックボルトの多くはそのままの切削で円錐台に頭部穴をつくり、キーアダプター側にピンを埋め込む等でキー種類を増やせ、盗難防止性を上げることが可能かと考えます。 |
|||||||||||||
|